感じたものすべて


by novain0714

言葉

時の肖像
人間社会は“時”を標準化するために時計を使用するが、
人生という“時”は、人それぞれの記憶で計るしかない。
人は自分の理解を超えた異質なものと深く関わる
たびに、自分の時と世界を広げ、変化していく。
その変化の一つ一つを、人は、自分の経験として記憶できる。

人は、時計や自分の経験で計れない“時”があることも知っている。
樹木の年輪や、地層や、皺を通じて、人は、そこに
到るまでの変化や、関係や、未来を察し、時全体を、
重層的な一枚の画としてイメージすることができる。
人は、そのイメージを、世界のリアリティとして記憶できる。

世界の各部分は、どれ一つ単独ではなく、存在のための
仕組みを他から受け継ぎ、他に引き継ぎながら、
過去と現在と未来に跨って存在している。
人は、そのように連続と連結によって、世界が構築されていると認識し、
全体の一部として自分の活動を位置づけ、記憶できる。

時は、部分と全体に跨り、過去と現在と未来に跨っている。
この世の物事は、何一つ単独に存在せず、一方から他方へと跨る
“時”とともに存在しており、異質なものとの相互作用で変化していく
ことが定められている。
『風の旅人』 38号より

~表現の行き先~ 細江英公 森永純 田口ランディ 公開トーク『風の旅人』 
  <テーマ>表現の行き先 (仮題)
日時/12月13日(日) 13時30分~

細江英公さんは早稲田でも講演会をやるらしい。

「現代若者の眼力(めぢから)」パネルディスカッション
日時:2009年12月15日(火)15時〜18時
会場:早稲田大学 27号館地下2階 小野記念講堂
出演:細江英公
   山地裕子(清里フォトアートミュージアム 学芸員)
   北野 謙(写真家)
   会田法行(写真家)
司会:石井仁志(20thメディア評論)
参加方法:先着順(事前申込不要、入場無料)
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by novain0714 | 2009-12-05 21:29 | 言葉